Bad News is First!上司へ悪い報告をする方法

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月次終わってから、部門コード間違えてA製造部に計上すべきをB製造部に費用計上しちゃったとか、決算短信の注意を間違えちゃったという人は多いのではないでしょうか?そんな時は、すぐに上司に報告することをお勧めします。怒られるから嫌だ!その考えは間違いです。それは、このブログを読めば分かります。

このブログの対象読者は、社会人でいう若手、入社3年目くらいの方を対象としております。

Bad Newsとよく言いますが、具体的には何か?

例えば、あなたが経理部員だったとしたら、

月次決算完了間際に仕訳が間違えていたことが判明。

有価証券報告書の開示後に間違いが発見された。

税務申告であきらかに間違えの申告をしてしまった。

等々です。

役職が上になるにつれて間違いの影響も大きくなります。

社長のレベルで間違いを起こすとなると影響も大きく、例えば設備判断を間違えて減損となり、株価が変動してしまうとか考えられます。

なぜBad News is First!なのか?

当然、経理部員の間違いは上司の責任=部長=社長になるのですが、その影響を最小限にするために間違いがわかったら即、上司に報告するのが常識です。

なぜか?

その時点で、責任は上司に移るからです。

報告せずに自分が苦痛になるよりも、すぐに上司に報告した方が、もしかしたら、その時怒られるかもしれませんが、それは一時だけで、あとは上司の責任となり、対処方法等、上司の責任で進めていくことになるからです

もちろん、絶対に言いたくないと思っている人もいるかもしれませんが、その過ちをいつバレるかもしれないリスクを抱えて仕事をしていくって結構、しんどいものです。

それと、初動の対応で会社への影響が左右されるからです。

1か月も経過して報告していたら、軌道修正出来るものも出来なくなるからです。可能なことは実施すべきが会社の業務ですから。

いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように報告するか?

悪いニュースを報告する方法は主として以下の通りです。

5W1H対応
いつ悪いニュースが分かった時
どこで悪いニュースが分かった場所にて
だれが発見した人が上司に
何をBad News(悪い報告)を
なぜ発生原因を分かる範囲でつきとめてから。ここはスピード勝負。
どうやって対面か電話で(メールは読まれない可能性があるので使用しない)

ポイントは、判明した時点で、ある程度原因を把握することです。

これで、次の1手を上司が考えることが出来、結果的に会社の損害が小さくなります。

自分の責任が大きい場合の注意点

これは、お付き合いをしている人に告白するのと同じくらい勇気がいりますね。

上司に報告する際には、怒られると思いなかなか発言出来ないものです。

ですが、後程発生する影響を考慮すると会社として最小限の影響で済ませられるよう、スピードが問われます。

Bad Newsは、まず初動が肝心です!

また、怒られるのは1瞬です。そこは考え方を変えて!

報告するタイミングですが、原因がわかる範囲で判明した後ですが、上司が忙しくても突っ込んでいく勇気が必要です。

内容によりけりですが、会議中でも緊急案件であれば突っ込んでいくことも必要です。

まれに、スピードを重視しない案件もあるので、事後、会社に影響の少ないも場合であれば、上司が昼食後の満腹の状態で気分も良いときに言うのも怒られる度合いが低くなるかもしれませんよ。

そして、ここで必ずすべきは、2度と発生しないように対策を打つことです!

よく、トヨタのなぜなぜ?という手法があります。

なぜ発生したかを深堀し、そのミスの本質を暴き対策を打つ方法です。

関係者でよく議論しましょう!

こうやって、修羅場を潜り抜けて人間成長していくので、前向きになりましょう!

他人の責任が大きい場合の注意点

自分じゃないからって、ほっておかないように!

知った人が、当事者にすぐに確認しょうましょう!

そして、現状を素早く確認して、それが悪い報告であればすぐに上司に報告させるように促しましょう!

あまり、当事者は連絡したくないと思いますが、事後の影響を考慮してください。もし当事者が報告したくないと言ったら、付き添って上司に報告するのもよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

誰しも自分、他人の間違えや、会社にとってマイナスの事柄を上司に報告するのはやりたくありません。

でも、それを自分自身の中にとどめておくことはもっと辛く、やりたくないものです。

叱られるのは一瞬で終わります。

精神的、肉体的にもすぐに上司に報告した方が楽になりますので、ぜひ躊躇せずに積極的に報告してください。

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