タイ出張２０回以上、タイ赴任４年の経験をもとに投稿します。駐在員直後、驚愕の光景に多々遭遇しました。なんと日本人のおじさんが若いタイ人の女性と一緒に歩いていたり、食事をしたりしていました。ただのおじさんが、なんで？とびっくりする事が多くありました。しかしながら、赴任期間が長くなるにつれて、その理由が分かるようになりました。
ちなみに、当時私もおじさん４０歳過ぎでしたが、５５から６５歳くらいまでの人です。
その理由について投稿します。
なお、タイ人の特徴については、タイ人の特徴～赴任経験より～ に詳しく記載されていますので、ぜひ参考にしてください。
このブログの対象者は、これからタイに赴任予定の方、現状、タイに赴任されている方、旦那様が赴任予定または赴任中の方、これからタイに旅行に行く方、タイに興味がある方等が対象です。
経験からの判断です。情報のリソースは会社のタイ人、レストランで働くタイ人、タクシー運転手、タイで会社を興した日本人の社長、タイ人の経営者様等々からの情報です。
優しい
第一は、日本人は「優しい」です。
タイに赴任している人が所属する会社は、グローバル企業が多く、それなりの教育を受け、組織社会で育ってきた優秀な人が赴任しています(私は違いますが）。
物事を冷静に受け止め原因を分析し、対策をしていくという習慣がある赴任者たちは、劇場的なタイ人に感情的にならずにタイ人と接することが出来ます。
また、もともと日本人は自己主張をせずに組織で行動を起こす教育を受けて育ったため、わがままなことは言いません。
むしろ、他人に合わせて行動するので、ここはタイ人と異なる点です。
ちなみに、バンコクのタクシーの運転手はこんなことを言っていました。
「日本人は一番好きです。優しい。欧米人はケチ、中国人はうるさい、韓国人はきついから」
おそらく、優しいの中にはお金持ちも含まれているとは思いますが、タイの現場はこんなイメージなんですね。
お金持ち
タイの物価は日本の３分の１です。
例えば、ビール（スーパードライ）は３５０MLで３５THBですので、日本円で百数十円（為替レートにより異なる）。発砲酒並みです。
日本食レストランはそれなりに高いですが、タイレストランですと１食、１５０円くらいで足ります。
消費税は７％ですが、本体価格が安いので気になりません。まあ、そもそも日本は１０％ですからね。
また、赴任者の多くは赴任手当というものが給与に加算され、住居費等の生活費はほぼ会社負担です。帰任して家が建つという話はよく聞きますが、お金はある程度獲得出来ます。
私は、帰任後、家の改修、息子の学費、自家用車購入でほぼほぼ無くなってしまいましたが。
さらには、日本人の多くは駐在員で、本社が日本で、グローバル企業に勤めていることから、そもそも基本給が日本人の平均より高いです。某自動車メーカーを想像すれば簡単に理解できますね。
上記、理由からお金持ちという印象があるのでしょう。
なお、バンコクは東京と同様で、田舎から出稼ぎにきている人が多いため、その落差に目がくらむタイ人の方が多いと思います。
勤勉
タイ赴任時代、夕方５時を過ぎて事務所を見ると、残業しているのは日本人だけ。
これはタイのみならず欧米各国、一部の職種を除いて同様です。
日本人は働きすぎということですね。
責任感が強い日本人は、日曜日も仕事しないと本社への報告が間に合わないというのは日常茶飯事！
こういう姿をみると、日本人は勤勉という印象を持たれるのでしょう。
タイ人はサバイサバイでストレスのない、心地よい状態を求める文化が根底にあります。
このため、働くということも日本人のように、仕事を人生の中で中心にとらえないということです。これは自殺の多い日本と比較すると、とても良い傾向です。
そんなタイの文化では日本人は珍しい行動で、お金を稼ぐために一生懸命な姿勢に心を動かされるのではとも思います。
日本という国のブランド
MADE IN JAPAN は最強のブランドです。
タイのみならず、東南アジアでの日本イメージは高いです。
日本はお金持ちの国であり、社会が成熟してタイの先を行く国という印象を持っています。
ものの考え方や提供されるサービスや製品は先端を行っている。そこから来た人はすごい人という目で見られているのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
おそらくですが、タイ人の男性と比較して、タイ人女性に都合が良い点がたまたまあったからモテていると言ってもよいでしょう。
こんなおじさんが日本でモテるわけないでしょうっていう人、たくさ～んいましたよ。
でも、人は見かけによらないということもあるので何とも言えませんが。
コメント