経理部長が求める人材4選

経理部あれこれ

転職を考え中の社会人、就職予定で経理志望の学生の方向けに投稿します。

経理部長が求める人材と、ドカーンと打ち上げましたが、恐らく皆考えていることは、およそ同じですので、こんなものだろうと思います。経理の人って昔から、真面目で話さない人が多い印象です。

しかし、最近では経理の業務、特にルーティン化されている業務はITに置き換わってきております。これにより、経理部の求められる業務が、高度化されつつありますので、その業務に合った(その業務に対応出来る)人材が求められてきます。とくに経理の枠を超えた、経営者の参謀になることがより求められるような時代になってきております。

本内容は仕事に対する姿勢について言及をします。資格については持っているに越したことはありませんので、ここでは最低限しか触れませんのでご留意ください。

もちろん資格は最低簿記2級

簿記2級または、経営学部出身者であれば書類選考の場に立つことが出来ます。最低限簿記2級の資格を取得していないと、新卒・第二新卒以外で転職することは難しいと思います。中途採用者の場合には、採用側は即戦力を期待します。故に実務経験が資格よりも優先されることが多々あります。実務経験を保証するものとして資格が位置付けられていると言ってもよいと思います。よって、以下のようになるかと。

実務経験無+資格無=✖:厳しい

実務経験無+資格有=△:運がよかればOK

実務経験有+資格無=〇: 即戦力としてOK

実務経験有+資格有=◎(〇=書類選考の場に立てる):書類選考通過

になるかと思います。

2級を持っていることで、やっと選考者の一人になれるのです。2級は必ず取得しましょう。

私がお世話になった大原簿記です。まずは資料を見てもらえたらと思います。

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積極性がある

経理部の人は経験上、静かで大人しい人が多いです。人と話すのが苦手だから経理を選んだのか?経理業務をすることによって静かで、大人しくなってしまったのか?分かりませんが、黙々と自分の業務をこなしている人が多いですね。ですので、仕事に対しても、やや消極的な傾向になります。あまり大人しい人が積極的に仕事をやる場面って見たことないですね。但し、中には積極的な人もいます。

こんな変化の多い時代に、仕事はどんどん降ってきます。これを、積極的に取りに行ったり、積極的に問題を解決していくという人を求めています。でないと部内の仕事が回らなくなってしまいます。

消極的な人は上司から仕事を任せ難い状況を作っているのと一緒です。ガツガツ肉食系経理が求められています。

コミュニケーション能力がある

経理の人は”しゃべらない”という印象です。電話で人に聞けば1分で終わる作業を、わざわざメールして回答に1日が経ってしまったり、スピード感に欠けることが場面もあります。

コミニュケーションを取ることが面倒で、これにより業務効率を低下させてしまう場合が結構多いのです。

また、経理を続けていると、笑わなくなり、自然と人が寄り付かなくなります。そんな中、仕事の間に人と雑談して良く笑える人は他部門の人とも円滑にコミニュケーションが取れ、業務も円滑に進めることが出来るのです。

経理作業は早くて正確でも、外部との関係を持った途端に自分の力が発揮出来なくならないよう、努めて自他部門とコミニュケーションを取るようにしてください。自ずと給与も上がってくると思います。

当事者意識がある

最近、ぎすぎすした世の中になりつつあり、皆、リスクを避ける傾向があります。テレビではネクタイした役員が頭下げて退任挨拶をする場面を良く見ます。普通のサラリーマンは、いつかあんな風になるのを恐れ、責任を取ることに抵抗を感じている人が増加しています。責任=リスクと捉えられるようになりました。これにより、仕事は会社のことだし、自分の責任を回避するため、当事者意識を欠いた仕事をする人が増えています。こういう人には安心して仕事を任せられません。

求めるのは、仕事を会社のことではなく、自分のことと思って、その責任を感じながら実行する当事者意識のある人です。どうせ会社のことだし、責任とりたくないから重要な決断はしなくていいやと考えている人は求められていません。

また、自分の仕事はここまでと決めつけている人は、その人の殻からいつまでたっても抜け出せません。これは自分の中で自分の可能性を制限してしまっているのと同じことです。イコール能力も停滞し、評価も良くならず、給与も増えないので、会社にとっては評価損ものの資産となってしまうのです。自分の仕事とはここまでと決めつけず、関係する仕事への影響も考えて行動出来き、その責任を感じながら仕事を出来る人(=当事者意識を持った人)が求められています。

まとめ

いかがでしたか?経理部部長が求める人材について、上述はしませんでしたが、番外編でもうひとつ。1つ上の職位で物事を考えられる人です。主任であれば課長だったらどうするか?課長であれば部長だったらどうするか?を気に留めながら業務出来る人です。こういう人は、上司の考えていることが分かり、自分が何をする必要があるかを自然と察知することが出来るのです。そうすると、出世も早く給与してしまいます。

経理部というイメージを砕く人について、これからの変化が大きい時代に適合していくのではないかと考えております。

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