経理に向いている人!5選解説

経理部あれこれ

就職しようとしている学生の方、転職を考えている社会人の方で、

経理ってどうなん?自分は経理でやっていけるのか?向いている?向いていない?

て思う人がいたら、見てほしいと思い、経理に向いている人について、書いてみたいと思います。

これは、あくまでも私が20年以上経理をやってきて思ったことです。少なくても20年色んな人を見てきている訳ですから、ある程度は信頼していただいてもよいのかなと思っています。

経理に向いている人

人と話さなくても大丈夫な人

経理の仕事は会社の情報を加工することです。1つの情報を同時に複数の人が加工をすることは出来ません。おおよそ、どの会社でも個人個人にタスクが振り分けられています。Aさんは支払の情報を作成する人、Bさんは固定資産の情報を作成する人、Cさんは入金情報を作成する人等です。ですので、各自がやらなければいけないタスクについて、毎日黙々とこなしている訳です。

このように必然的に他人と会話をしなくなる場面が多く存在します。もちろん、従業員が会社のために使った経費の精算をする時には、使った人と内容を確認するためのコミニュニケーションンは発生等はしますが。比較的、人で黙々とPC画面に向かって仕事をしています

この状況は、心地よい!他人と会話なく自分のペースで仕事が出来る!と思った人は経理に向いているでしょう。

逆に、他人と会話が出来なくストレスが溜まるという人は経理には向かないでしょう。特に接客業をやられていた方が、経理に転向する場合には、全く異なる状況になるので、ストレスの逃がし方を習得しておいた方がよいでしょう。とはいえ、経理部員は他部門とコミニュケーションを取らねばならないシーンに頻繁に出くわすのも事実です。こんな時に、ストレスの捌け口として利用するのもありです。

毎月同じことを繰り返しても飽きない人

経理の作業は定型作業が多く、単純作業というと言い過ぎではありますが、毎回同じような作業をするので、飽きがきます。これを耐えられる人か、こんな状態でも毎回フレッシュな気持ちで作業が出来る人は経理に向いている人と思います。

例えば支払業務(その会社から仕入先等に支払をするために情報を加工準備する業務)の場合、支払先と金額は毎月同じ、もしくはそれぞれ異なる場合でも、作業内容は毎月変わらず、同じことを繰り返すのです(検収→支払先金額確定→支払条件確認→支払予定表作成→インターネットバンキングで支払みたいな感じ)。

これを毎月実施します。

作業内容は毎月同じです。

これはある意味、工場で働いている人と業務スタイルは同様です。

この定型業務をに飽きない人は経理に向いています。

ちなみに私は、定型業務は楽だから飽きないです。

少しでもよいから勉強することに面白さを感じる人

というのも、ひとことで経理の仕事をすると言っても、様々な知識が必要となってきます。

経理(=会計とすると)の範囲は広いです。税務会計(税金計算用の会計)、管理会計(会社がもうかるようにする会計)、財務会計(外部公表用の会計)、資金繰り(会社がつぶれないようにする家計簿のようなもの)・・・。

会社の経理部に入社した際、最初はスタッフで入部します。入社して、少し慣れてきたら、先輩から支払業務を引き継ぎます。

会社の支払方法はおおよそ、振り込み、電子手形決済、小切手、手形(2026年廃止の方針)等あります。いきなりここで必要となってくるのは、印紙税の知識です。手形については印紙税がかかります。いくら以上から印紙税がかかり、額面金額がいくらの場合にはいくら印紙税が必要というルールがあります。これを知っていないと仕事が完了出来ません。また、税制改正で頻繁にルールが変更になります。これをフォローする必要があります。

話しは、凄く飛びますが、近年では国際会計基準を多くの会社で採用しています。日本の会計基準と異なりグローバルスタンダードとされる基準です。これを採用することによって、世界の投資家から資金を集めることを目的としています。この会計基準を採用する企業は増加しています。もし、あなたの会社がこの基準を採用することとなった場合、これを学ぶ必要があります。

常に勉強をして、新たな知識を身に着け、それをUPデートしていく場面が非常に多い職種です。

ですので、これを苦痛とされる人は、難しいでしょう逆に、ああなるほどと興味、関心を持てる人は経理に向いている人と思います。

ちなみに私は、学校の勉強は大嫌いでしたが、仕事に必要となる勉強については、そんなに苦痛と感じません。理由は、これを得ることによって自分の価値がUPするといつも考えているからですかね。

ITが得意

1回目の投稿で、経理で働くデメリットでも書きましたが、これから経理の定型作業は、AIに置き換わる予定です。

ただ、システムを組むのは人間です。

現時点では、人間がしくみを分かっていないと、どんな風に、何をAIに任せるか決めることは出来ません。また、すべての会社の経理がAIで対応出来るなんて、あと20年くらいはかかるのではないかと勝手に思っています。

ここまでは将来のことで、現状はどうかというと、各社エクセルで奮闘中というところでしょうか?

しかも、作成されたそのエクセルは、個人のスキルに委ねらるため、他人がそのエクセルを理解しようとすると、非常に時間がかかることとなっています。例えば、そこに使われる関数の意味が分からないと、その計算が本当に正しいものなのか判断がつきません。ここでのITスキルはエクセル関数です。

今、エクセルを例に出しましたが、その他にネットワークですとかプログラミング等、知識があるかたは経理で仕事を進めていくうえで、使える武器を持っているため向いている人と思います。

ちなみに私の場合は、30代で初級シスアド検定を受験しましたが、不合格でした。

参考として、第1回目の投稿、経理部で働くメリット・デメリット に「2.デメリット 2.DXでルーティンワークが減少」という記事を見て経理部で働きたくなりますので参考までに御覧ください。

間違い探しが好きな人

これは例えば、新聞の日曜版で間違い探しが掲載されているものがありますが、見ると思わずやってしまう人のことです。

これは経理の仕事って照合作業が多く、その差異を無くすため、理屈建て、推測し原因を追究します。この照合作業を、よし、見つけてやろう!と考えて取り組む人は経理に向いている人と思います。

ちなみに私は、小学校の頃、新聞の日曜版で毎週間違え探しをしていました。

経理に向かない人

経理に向く人の反対です。

まとめ

いかがでしたか?経理が向く人、向かない人について理解いただけたでしょうか?

ちなみに、私は経理には向かないと思っていますが、自分ではそう思っていても、仕事だから止む無しと割り切って業務に打ち込んでいるのが、現状ということでしょうかね。

これで少しは経理部のことお分かりいただけたでしょうか?

経理に興味が湧いてきた思います。思い立ったが吉日、早速以下クリックしましょう。明日になったらまた気が変わっちゃいますよ。

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